The Association for Promotion of Public Local Information and Communication

ご挨拶

ご挨拶

   この度、一般財団法人全国地域情報化推進協会の理事会において、理事各位のご推挙により、理事長に就任しました。

   当協会は、地域情報化を推進するために必要な調査・研究、情報の収集・提供、人材の養成等を行い、地域における情報通信の高度化及び地域情報化の健全な発展に寄与することを目的に活動をしており、その一環として、地方公共団体の情報システムの抜本的改革や住民サービスの向上を実現するための公共サービス連携基盤の標準仕様(地域情報プラットフォーム)の策定・普及を推進して参りました。

   総務省の調査では、すでに90%にも及ぶ地方公共団体で地域情報プラットフォーム標準仕様に基づくシステム整備が行われていることが発表されており、その分野は、住民基本台帳、個人住民税、国民健康保険等の法定26業務のほか、防災情報や学校教育などの公共アプリケーションまで幅広い分野をカバーしております。

   現在、政府においては、人口減少社会を前提としたスマート自治体への転換やコロナ禍における我が国のデジタル化の遅れ等に対応するため、地方公共団体の情報システムの刷新として、「基幹業務等のアプリケーション仕様を標準化し、ガバメントクラウド上に構築、地方公共団体がそれらの中から最適なアプリケーションを選択することが可能となるような環境の整備を図る」として、計画を進めております。また、防災分野や教育分野での標準化や地理空間情報(位置情報)の業務への利活用等も検討されており、当協会では、地域情報プラットフォームの策定・普及を担ってきた知見等を活かした貢献に努めているところです。

   また、デジタル社会実現に向けては、デジタル田園都市国家構想の推進など、様々な施策の展開がなされておりますが、当協会としても、地域課題解決のためのICT利活用方策の検討や地域IoTの実装に向けた優良事例の横展開など、ICTによる地域イノベーションの促進に向けた取り組みを行うとともに、地域情報化を推進するための人材育成等、様々な活動支援を展開してまいります。

   今後とも、総務省やデジタル庁をはじめとした国の機関、地方公共団体、APPLIC会員企業の皆さま等と連携して、地域情報化の拡大と推進に向けて役員・職員一丸となって取り組んでまいりますので、引き続き皆様のご支援、ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2022年6月
一般財団法人全国地域情報化推進協会
理事長  吉田 真貴子 

事業内容

会員ログイン

事業内容

PAGETOP